「ペンギンの赤ちゃん」 (15.5.18)
4月の終わりに、新屋島水族館でフンボルトペンギンの赤ちゃんが生まれたと、新聞の片隅に記事が載っていた。赤ちゃんは、親ペンギンが大事に育てているので、運が良ければ見られるらしい。
では、運だめしである。GWの半ば、近くなので出けて見た。さすが、GWだけあって結構混んでいて人も多かったのだが、アシカショーなどのイベントショーも盛り上がってなかなか楽しい。
さて本命のペンギンの赤ちゃん、両親ともお家の中で、子育て中のようだ。足元にいるようだが、姿は見えない。少しだけ待っていると、お父さんペンギンらしい1羽が家から出てきた。中をのぞいてみると、お母さんペンギンの足元で薄いグレーのふわふわした赤ちゃんペンギンが2羽重なるようにもぞもぞしている。生まれたての'ひな'そのもので、何とも言えず愛らしい。
ペンギンのひなの成長を見守りたいところではあるが、今年中に新屋島水族館は閉館となるので、残念ながらそれは難しいようだ。また、どこかの水族館でひょっとしたら再開出来るかもしれないが、名札でも付けてもらってないとさすがに見分けがつかないと思うのだ。
(酒井洋美)