芽吹きの季節 (09.2.18)
先週末は、あまりに暖かかったので、すずめが慌てて巣作りを始めていましたし、これまで藻の下でじっと動かずにいたメダカも活発な動きを見せていました。この季節は、暖かい日と寒い日が交互にやってくるものですが、今年は特にその差が大きいようす。5月の花にあふれる季節ももちろん大好きですが、一雨毎に春の息吹を感じるこの季節が、私は一番好きです。
庭に目をやると、パンジーやビオラ、水仙、クリサンセマムに加えてクリスマスローズが咲き始め、梅の花も一気に花を開きかぐわしい香りを放ってくれます。ほんの少しだけ顔を出していたチューリップやゆりの芽もグイグイと芽を伸ばしてきます。少し前に強剪定したバラやあじさい、クレマチスは、枯れ枝のようだったのに、たくさんの芽が膨らんできています。道端では、名も知らない草花が咲いています。
植物は、疲れた時の私にとって気持ちの栄養ドリンクです。新緑の季節までにたくさんの栄養をもらって、心に潤いを持てるようになりたいと思います。
(濱田 幸子)