「元旦早々・・」 (14.1.23)
今年は、元旦早々、お巡りさんのお世話になった。
といっても悪いことをしたわけではない。
元旦の朝、初詣に八栗寺に行っ時、たまたま落ちていた手袋を拾った、そこが、たまたま警備控え所の近くで、たまたま中から人が出てきたので「落し物です」と声をかけたら、警備の人ではなく、本物のお巡りさんであったため、拾得物の届け出となってしまった。
落し物をきちんとした形で届け出るのは初めてだったのだが、これがなかなかめんどうである。警備所の中に通されて、拾得物件の調書をとらされるのだが、拾った正確な時間から、住所、名前はもちろんのこと、お礼を受け取る権利はどうするとか、落とし主が見つかった場合の連絡はどうするかとか、手袋ひとつでそこまでいるのだろうかと思いながら、お巡りさんもいちいち大変だなと思いながら答えていった。
ちょうど調書を書き終えて帰ろうとした時に、なんと落とし主がやってきた。元旦の初詣の雑踏の中、きっと落とし主は見つからないだろうと思っていたので、見つかって少しほっとした。
元旦早々も良いことをしたのであるが、お巡りさん2人に挟まれて、調書を取られている姿は、人から見たら良いことをしている風には見えなかったかもしれない。決してつかまっていたわけではありませんので・・。
お巡りさん、お正月からご苦労様でした。
(酒井洋美)