「讃岐うどん」ニューヨークへ行く (09.1.22)
昨年、義父母が香川にやって来た時に、あるうどん屋に連れて行った。宇多津の有名うどん店だったので、おいしかったのは言うまでもないが、帰りに友達にうどんを送ったのである。
その友達に送ったうどんの後日談であるが、その家の息子は海外に赴任しており、たまたまこちらに帰ってきたときに、届いたうどんを一緒に食べたそうだ。その息子曰く「こんなにおいしいうどんは今まで食べたことがない!!」といたく感激して、残りのうどんをすべてニューヨークへ持って帰ったそうだ。
うどんに感激するというのは、普通の人なら「大げさだ」と思うかもしれないが、香川では結構普通に思うことで、おいしいうどんに巡り会えたときは、本当に感激!するといっても決して過言ではない。感激されてニューヨークへ持ち帰られたうどんは、讃岐うどん冥利に尽きるのかもしれない。
(酒井 洋美)