味わいながら三国志 (08.12.19)
前回、三国志について書きましたが、昨日ようやく最後の13巻にたどり着きました。就寝前の時間や余暇を使ってのことですので、長くかかりました。
劉備と諸葛孔明、当時の戦国武将との大河ドラマですが、前半は、とにかくやたらに土地の名前と人物名が多くて戸惑いましたが、後半は、話の筋が収斂されてサッサと読めるようになりました。最初の3巻までに、何度も「放棄」を考えましたが、最終章に至って、感慨無量です(話の筋よりも、そこまで到達したことにです)。
これまで漫画などでしか読まれていない方は、是非とも三国志の全巻読破をお勧めします。こうした人の生き方を基本の部分において丁寧に積み上げられた物語は、必ず多くの示唆が与えられるものです。
(林哲也)