自転車生活者には厳しい酷暑である。照りつける太陽、アスファルトの輻射熱、車からの放熱と容赦がない。これへの対処は唯一「日傘」であるが、自宅から事務所へ20分、下着はビッショリ。「日傘」生活は5月から10月の半年の長丁場、始めて20年にはなろうか。男性用の日傘を昨年から愛用している。生地が分厚いので雨傘より随分と涼しい。
雨の時は雨合羽(ズボンタイプにかぎる)に雨靴。しかし雨傘がいる。合羽のフードは、耳に風音、視野が狭く、危なくて装着できるものではない。これは始めて半世紀以上になる。
(乃口 健一)